なにがあってなにができる?

移動可能なトラックでありながら一般的な飲食店と遜色ない厨房設備というのがグッドマンキッチン(以下、GK)トラックの最大の魅力。ではいったいどんな設備があるの?ということでトラックに搭載された全ての設備をご紹介。

<車体サイズ>
W2190mm×L6750mm×H3200mm

ベースは2t超ロングの冷凍車で3tトラックです。実際に見てみると意外と大きく感じるかもしれません。ご利用いただく際はこのサイズが収まるスペースが必要となります。ポイントとしては厨房まるごと冷蔵庫なので100V電源が使えない移動中でも食材の鮮度を損なうことがありません。登録は8ナンバーで毎年車検。整備工場でのメンテナンスも定期的に実施しています。

続いて最も気になる厨房設備をザッと一覧でご紹介!一番役立つ設備はスチコン。とにかくこれさえあれば大抵のことはできてしまいます。特に大人数に対して料理を提供する場合、スチコンがないと時間がかかって仕方ありません。サイズ的には業務用としては小さいですが料理人にとってはとても頼りになるオーブンですね。

<トラック設備>
・200L清水排水タンク
・スチームコンベクションオーブン ホシザキ MIC-5TB-GA(プロパンガス)
・冷蔵庫(419L、151L)ホシザキ RT-180SNG
・冷凍冷蔵庫(159L)ホシザキ FRT-150SNG
・浄水器
・換気扇×2
・シンク・蛇口×2
・ガステーブルコンロ(29.1kW 2.08kg/h)マルゼン RGC-096C
・電気温水器 TOTO RESK06A2
・炊飯器(2升)タイガー JNO-A360-XS
・保温器(5升)タイガー JHC-900A
・発電機(5.5kw)ガソリンタンク(70L)
・プロパンガス 5kg・8kg
・43インチサイネージモニタ(室内×1、室外×1)
・室内スピーカー
・外部用600wスピーカー×2
・音響ミキサー(Bluetooth接続可)
・パワーアンプ
・ワイヤレスマイク4本
・ライブ配信機能(ビデオミキサー、カメラ×3)
・100Vコンセント車内×7、車外×4
・USB電源×6
・外部電源取り込み口
・車体揺れ防止油圧ジャッキ×4
・消化器
・蓋付きゴミ箱45L×2
・収納引き出し×17

<その他備品>
・ミキサー Vitamix PRO750
・低温調理器(850w)×2
・真空パック器
・ミートスライサー
・チェーフィングディッシュ×4(w620mm×H310mm×D365mm)
・コーヒーメーカー Russell Hobbs 7651JP
・包丁 藤次郎 DPコバルト合金鋼割込 口金付
パンスライサー215mm、牛刀240mm、三徳170mm、ペティナイフ 120mm

<会場設備>
・テーブル×15卓(800mm×800mm)
・椅子×50脚(アイアンチェア)
・カウンターチェア×5脚
・17mテント(スターシェード)
・クローク用10mテント(クローク用具付)
・汎用10mテント
・屋外用投光器(LED×1、白熱球×2)

他にも計量器、フライパン、鍋、レードル、シノワ、マイクロプレイン、ボール、ザル、バットといった調理用具も一通り揃っており、アルコール消毒液や洗剤、ナプキン、調味料やラップ、アルミホイルなど調理に必要なものはほぼ全て揃っていると考えてください。万が一必要なものがない場合は事前にリクエストいただければ利用日までに用意させていただきます。

▼調理場は清潔であることが絶対条件。厨房内の清掃はしつこいくらいに実施しています。全体の雰囲気は写真を参考に。

▼車両のみの貸し出しの場合も虫などが入らないように窓を締めた状態での調理をお願いしています。

シェフがその気になる厨房!? 注目は音響とライブ配信設備!

設備一覧を見るとマイクやスピーカー、ビデオミキサーなど普通の厨房には無い機器があることにお気づきになったと思います。これが食事会などイベントに特化したGKトラックの最大の特徴。特に厨房内にある3台のカメラを使ったライブ配信機能はおそらく他にはない設備。インターネットを使った配信はもちろん、外部のサイネージモニターと繋げば厨房での調理の様子を食事会に訪れたゲストの皆さんにライブで映し出すこともできます。

また、屋外対応の大容量のスピーカーにワイヤレスマイク4本といった音響設備も充実。トラックに組み付けられる足場をステージにしてトークイベントなども開催できます。食事会ではシェフが厨房内から料理の説明をするといったケースも多く、そういった場合も大活躍してくれます。

充実の厨房機器やこういった映像機器を設置した背景には普段裏方になってしまいがちなシェフを主役と考え、より高い想像力と技術力を披露し楽しみながら最高の料理を作り上げて欲しいという思いからなんですね。更にシェフやスタッフ、ゲストのような提供する側される側といった垣根をなくすことで、そこにいる人たち全員で作る食事会というものを目指しています。