料理が楽しくなる不思議 〜GK和歌山ショートトリップ〜
少し前になりますが、和歌山県にあるキャンプ場「南紀串本リゾート大島」へGKトラックでショートトリップしてきました。ショートトリップと言っても総移動距離がおよそ700kmで12時間近くかけての移動なので結構な旅なのですが、普段から車移動が好きで東京に住みながら毎月3,000kmくらい車で移動してるので、一泊二日は全部ショートトリップという括りにしていきます。感覚的にはちょっとした遠出という感じ。
そもそも「なんか旅がしたいな」という思いつきで始まったこの旅。せっかくだから一緒に料理作って楽しみたい人いたらとfacebookで募集をかけたら、事業としてテントサウナをやってる知人からコラボしようと提案があったりとなんだか賑やかになりそうな雰囲気。
途中名古屋で今回手伝ってくれる友人をピックアップ。彼は国際A級のモトクロスライダーで料理は全くといっていいほどやりません。でも長時間いっしょにいても楽しいので直前に誘ってみたら「いいね!」とすぐにノッてきてくれました。思いつきの旅をおもしろがってくれる仲間というのは有り難いですね。
名古屋からキャンプ場までは友人の運転で。助手席に乗り慣れないのでなかなか新鮮。道中海沿いの景色が本当に綺麗で癒やされます。「初めて来たけどすごい綺麗だね」なんて言ってたんですが、実は以前に近畿大学水産研究所に養殖クロマグロの取材で訪れたことがあったようで。5年も前なので忘れても仕方ないとは思うのですが、こんな綺麗な景色なのに一切の記憶がなくなってるなんて、GKをやっていく上で先が思いやられます。この際「いつ訪れても新鮮な気持ちで感動できる!」ってポジティブな方向に変換してしまいましょう。
途中スーパーで食材の買い出しに行ったりでなんだかんだで名古屋から5時間以上かかって目的地の「南紀串本リゾート大島」へ到着。ここはグランピング施設や露天風呂、シーカヤックや洞窟探検といった各種体験アクティビティなど美しい自然と遊びと癒やしがてんこ盛りの超オススメキャンプ場です。
案内された場所へゆっくり移動。何人かお客さんはいたけどこの段階ではちょっとスカしたトラックが入ってきたという印象だと思います。いかにもキッチンカーです!っていう外装にしていないのは開いた時のギャップ萌えを狙ってるから。レンズの歪みもありますがこう見ると後輪から後ろが結構長いですね。
予約していたグランピングサイトに到着。屋根の下に大型のコットンテントがドーンと設置してあり、中には絨毯やダブルベッド2台、エアコンなどテントとは思えない豪華な作りになっているそうです。
サイトのすぐ前にトラックを駐めて足場などをセッティング。事前告知で参加してくれた人たちが続々と集まりトラックの様子を伺います。サイドのパネルを上げると「おおお!!」という声と共に写真を撮る姿が。この感じが求めてたギャップ萌えです。今回テーブルや椅子はサイトにあるのでハイチェアをカウンター前に置いてBAR仕様で運用します。設置時間はのんびりやったのでトータルで30分くらい。GKトラックは芝生がよく似合います。
そうこうしていると辺りは暗くなりテントの照明などと合わさってとてもいい雰囲気に。特に夜になるとGKトラックは一度セッティングをしてしまうとトラック感が、もっと言うとキッチンカー感がなくなりひとつの施設のように感じるようになります。これは内外装の作り込みと工夫を重ねた照明効果によるものだと思います。
グランピングサイトの前に本格的な厨房とBARカウンターが出現。最上級のグランピングの完成です。ついでにトラックが風よけにもなって焚き火を囲んで暖かく過ごせました。
男二人が頑張って調理します。手際よく美しく調理するには十分な仕込みの時間が必要となります。食材を必要なだけ切って、分けて使った道具を洗って収めてと段取りよくやれば毎日料理をしている料理人でなくてもそれなりに綺麗に料理が作れるわけです。しかしこの時はその仕込の時間が取れず切って焼いてを同時にやることに。当然厨房内はここで紹介できないくらいに散らかり放題。本当にやばいので割愛します。
それを見かねたグラビアアイドルの園都ちゃんが洗い物を手伝ってくれてます。最新写真集「ひとひら」絶賛発売中とのことなので要チェック。
園都オフィシャルTwitter
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急な思いつきの旅でしたが、とにかくこのキッチンで料理を作るのが楽しくて仕方なかったというのが率直な感想です。シェフやスタッフ、ゲストの垣根なくみんなが楽しめるキッチンを身を持って体験したことでこのトラックやプロジェクトへの自信が一層大きいものになったようなきがします。また、実際に自分でキッチンを使ってみて「もっとこうした方が使いやすいな」といった発見もたくさんありました。GKトラックは使えば使うほど新しい発見が生まれその度に進化していく関わる人全てで作るものなんだなと改めて思いましたね。
協力:南紀串本リゾート大島
https://resortohshima.com